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健康コラム

「足がつる」のはなぜ?

足がつる仕組み

運動中や寝ている間に、ふくらはぎの筋肉が「ビリッ!」と痛んだ経験はありませんか。「足がつる」「こむら返り」などとよく言いますが、これらはなぜ起こるのでしょう。

「足がつる」というのは、具体的にいうと筋肉の痙攣です。ふくらはぎの筋肉が持続的に収縮した状態で、多くの場合痛みを伴います。
若い世代では水泳や野球などのスポーツをしているときになることが多く、筋肉の疲労が原因と考えられています。ところが中高年になると散歩などの運動がきっかけで起こったり、寝ているときにいきなり足がつったりするというケースが見られます。

足がつる原因とは

足がつる原因には以下のようなものがあります。
・筋肉の疲れ、筋力の低下
・血行不良や体の冷え
・水分の不足
・ミネラルやビタミンB1、電解質(イオン)の不足

夏場は汗をかくことにより水分やミネラルの不足に陥りがちです。さらに中高年の方は、加齢に伴う筋肉量の減少に加え血行不良や体の冷えなど、足がつるさまざまな要因が重なりやすくなっていますから、特に注意が必要です。

予防法

それぞれの原因に対して、以下のような予防方法があります。

・足を休める
まずは疲れた筋肉をしっかりと休めることが第一の予防策です。ふくらはぎに手を添え、足首から膝の方へと上に向かって優しくマッサージをしてあげると効果的です。

・入浴する
夏は冷房や冷たいものの食べ過ぎで体を冷やすことが多いもの。暑いからといってシャワーで済ますのではなく、しっかりと湯船に浸かり体を温めましょう。全身の血行が良くなり疲労回復にも効果があります。

・水分補給をする
夏場の水分不足を防ぐために、意識して水分をとるようにしましょう。一日1リットル以上が目安です。寝ているときに足がつる場合は、布団に入る前に水分を補給しておくことで予防につながります。

・バランスの良い食事をとる
ミネラルやビタミンB1、電解質などを含んだバランスの良い食事を心がけましょう。乳製品・小魚類や大豆類にはミネラルが多く含まれているので、予防に最適です。 ビタミンは卵や豚肉、豆類、牛乳などに豊富に含まれています。電解質が豊富なのは果物類で、中でもバナナはカリウムを多く含むのでおすすめです。

足がつったらまず「マッサージ」を

足がつるときのビリッとした痛みはつらく、なかなか思うように動けませんよね。その痛みを少しでも和らげるためには、どうしたらいいのでしょうか。 まずはストレッチやマッサージを行い、痙攣した筋肉を伸ばしましょう。ふくらはぎがつった場合は、足を伸ばして座り、爪先をゆっくりと自分の方に倒すとよいでしょう。収縮している筋肉繊維を壊さないためにも、無理せずゆっくりと伸ばすのがポイントです。 患部を温めて血行を良くし、筋肉をほぐすなどの手もあります。

まとめ

足がつったあとの対処方法はマッサージぐらいで、有効な治療法が少ないのが現状です。そのためにも、日頃から体調に気を配り予防しておきたいものですね。 ただし、疲れていないのによく足がつる、短期間で頻繁に足がつるなどのケースは、隠れた病気のサインかもしれません。腎臓・肝臓の機能に問題がある可能性もありますから、医師の診察を受けることをおすすめします。