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健康コラム

股関節を鍛えて健康に

紅葉のきれいな季節は、行楽に出かける方も多いでしょう。 軽い登山やウォーキングなどの適度な運動は気分転換になるだけでなく、日頃の運動不足の解消としても効果的です。一方で、歩くと腰や膝に痛みがあるから、外出はちょっと……という方はいませんか?
その痛みの原因は、もしかすると股関節の筋肉の衰えかもしれません。

股関節の不調による主な症状

股関節は、人間の骨盤と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ関節です。太ももの付け根の真ん中辺りにあり、人間の上半身を支える働きを持つ、身体の中でもっとも大きな関節です。立つ、歩く、走る、など日常で行う動作のほとんどに関わっている重要な部分でもあります。そのため、股関節の動きが鈍くなると生活する上で多くの支障が発生します。

腰や膝の痛みなどの自覚症状が出る方は多いですが、そうでなくても平らな道でつまずく、階段の上り下りがしづらいなどと感じたときは、股関節に何らかの問題が起きている可能性があります。 痛みや異変を放置したままでいると、歩行困難になり手術を余儀なくされるケースもあります。気になる点があれば、早めに医師に相談しましょう。

原因は筋肉の衰え

股関節に不調をきたす原因は、主に股関節回りの筋肉の衰えです。加齢や運動不足により、股関節の筋肉が硬くなったり弱ったりすることが理由です。
股関節の筋肉が衰えると、立ったり座ったりの動作や、階段の上り下りをつらく感じる場合があります。
足の関節を曲げづらくなるので、靴下を履くなどの動作も難しくなります。このように体を動かすことに不自由を感じるので、日常生活における動作が何かと億劫になりがち。そのため、全身の筋肉の衰えにつながることもあります。
また、股関節にはリンパが集中しているため、ここの筋肉が衰えると足のむくみや冷え性なども引き起こします。痛みを避けようと不自然な姿勢を取ることで余計に姿勢が悪くなったり、骨盤が歪んだりする場合もあります。
これらの症状は、衰えた筋肉を鍛えることで改善を期待できます。

股関節を鍛えるメリット

股関節を鍛えるためにはストレッチを行い、股関節周りの筋肉をほぐすことが重要です。硬くなった筋肉がほぐれると、腰や膝の痛みの予防になります。また、血液やリンパ液の流れを促進するため代謝が高まり、ダイエットにも効果的です。
ストレッチを行うタイミングは、お風呂上がりなどの体が温まっている時間がベスト。温まった筋肉や腱は伸びやすくなっているので、筋肉をもっとも効果的にほぐすことができます。

股関節のストレッチにはお手軽なものから本格的なものまで、さまざまな方法があります。しかし間違ったやり方で行うと、逆に股関節や腰を痛めることとなります。自己流で鍛えるのは避け、医師や専門家の指導に従って実践しましょう。

まとめ

普段はなかなか意識することがありませんが、股関節は体の動きに深く関わっている大切な部位です。それゆえに、調子を悪くすると日常生活に支障をきたす場合もあります。
行楽シーズンは何かと歩く機会が多いもの。股関節を健康に保ち、秋のお出かけをめいいっぱい楽しみたいですね。