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健康コラム

春の眠気は低血圧のせい?

「春眠暁を覚えず」という言葉にもあるように、春の穏やかな気候は眠気を誘いますね。朝起きるのが辛い、昼下がりにウトウト……なんて経験がある方も多いはず。ところでその眠気は、春の暖かさの他に「血圧」が関係しているということをご存知ですか? 実は、春は低血圧の症状から、不眠や体調不良に陥る人が多いのです。

さまざまな体調不良を引き起こす低血圧

低血圧とは血圧が常に低い状態を指します。明確な診断基準はなく、一般的に最高血圧が100mmHg以下、あるいは最低血圧が60mmHg以下などの場合に「低血圧」と診断する場合が多いようです。
低血圧では血流が弱くなるため、手足など体の末端や脳に血液が不足しがちになります。その影響で「朝なかなか起きられない」というほかに、下記のような症状が見られます。

・集中力や判断力の低下

・頭痛、肩こり

・手足の冷え

・不眠、倦怠感

低血圧によるこのような症状に悩む人は少なくありません。

春は低血圧になりやすい?

低血圧の多くは体質や遺伝によるものですが、そうでない人でも春は低血圧になりやすいといわれています。
冬の間、人間の体は熱を逃さないように血管や筋肉を収縮させています。それが春になり暖かくなると、緊張が解け、血管が拡張し筋肉が緩みます。すると血液を心臓へ戻す力が弱くなり、血圧が低くなるといわれています。さらに、暖かさから汗をかくようになり、水分不足になることも一因と考えられています。
以上の理由から、春先には「寝起きがつらい」「なんとなくだるい」といった低血圧の症状を訴える人が増えるのです。

朝スッキリ目覚めるための3つの方法

低血圧の改善には、早寝早起きといった規則正しい生活リズムが欠かせません。
頭では分かっていてもそれを実行に移すとなると、なかなか難しいと感じる方も多いでしょう。特に早起きは慣れないと辛いものです。そこで、朝のつらさを和らげる方法をご紹介します。お手軽な方法を集めてみましたので、ぜひ取り組んでみてください。

・カーテンを開けて寝る
日光には体を目覚めさせる効果があります。寝る前にカーテンを開けておき、横になった状態で光を浴びられるようにしておきましょう。

・布団の中でストレッチ
目が覚めたら布団の中で手足をゆっくり動かします。血行が促進され、起きやすくなります。

・起きたら水を飲む
就寝中は汗をかくため、寝起きの体は水分不足になっています。起きたらコップ1杯の水分を補給しましょう。

まとめ

低血圧は寝起きのつらさだけでなく、頭痛や肩こりなども引き起こします。また、思考力や判断力が鈍り、日常生活に支障をきたすこともあります。血圧を適正に保つために、なるべく規則正しい生活を心がけましょう。