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健康コラム

ジュースの飲み過ぎによる“ペットボトル症候群”に注意!

ペットボトル症候群とは、清涼飲料水やスポーツドリンクの飲み過ぎによって起こる急性の糖尿病です。
正しくは「ソフトドリンク・ケトアシドーシス」といい、若い人に多く起こります。
しかし、最近では暑さのために40代~50代の方が発症することも珍しくありません。

ペットボトル症候群とは

ペットボトル症候群とは、糖分の過剰摂取が原因で起こる糖尿病の一種です。
主な症状は、喉の渇きや倦怠感、体重の急激な減少などですが、重篤な場合は嘔吐や腹痛を伴い、意識混濁、昏睡から死亡に至ることもあります。

なぜ、ジュースの飲み過ぎがペットボトル症候群を起こすのでしょうか?
これには間違った水分補給によって、糖分を体内に取り込みすぎることが関係しています。

清涼飲料水をたくさん飲むと、血糖値が上昇し尿が増えます。
すると体内の水分が奪われて喉が渇き、また清涼飲料水を飲んでしまうというサイクルが生まれるのです。
これを繰り返すことで、体内の血糖値が徐々に上昇し、ペットボトル症候群を起こします。
重症の場合は入院し、適切な治療を受ける必要があります。

ジュースには砂糖がこんなに入っている!

それでは、身近な飲み物にはどれくらいの糖分が含まれているのでしょうか。
下の表で確認してみましょう。

飲み物 糖分(角砂糖1個=3~4g)
コーラ(500ml) 角砂糖15~16個分
果汁入り飲料(500ml) 角砂糖10~15個分
スポーツドリンク(500ml) 角砂糖9個分

ちなみにショートケーキ一切れが角砂糖8個分といわれています。
つまり、コーラ1本を飲むことはショートケーキ二切れ分の砂糖を摂取することになるのです。
飲み物に含まれる砂糖は目に見えず意識しづらいため、つい摂り過ぎてしまいがちです。

ペットボトル症候群を起こさないために

ペットボトル症候群を防ぐため、水分補給にはお茶やお水などの糖分の少ない飲み物を選びましょう。カロリーゼロの飲料でもOKです。
珈琲や紅茶は、利尿作用のあるカフェインを含むので避けたほうが良いでしょう。

なお、運動などで汗をかいた場合は水分に加えてミネラルを補給する必要があります。
スポーツドリンクは糖分が多いので、大量に一気飲みすることは避け、2~3倍に薄めて飲むと体内にも吸収されやすくなります。

まとめ

ペットボトルは手軽に変えて持ち運びにも便利ですが、清涼飲料水の飲み過ぎには注意しましょう。
また、お茶やお水を水筒に入れて持ち歩くなどして、上手な水分補給を心掛けましょう。