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健康コラム

4月18日は「よい歯の日」。歯周病を予防しましょう

4月18日は「よい歯の日」です。「4(よ)1(い)8(歯)」の語呂合わせから、1993年に日本歯科医師会が制定しました。ここでは健康な歯を保つために欠かせない「歯周病予防」についてご紹介します。

歯周病の仕組みとその症状

歯磨きが不十分で口の中に汚れが残ってしまうと、歯に「歯垢(プラーク)」という付着物が生じます。歯垢は細菌とそれが生み出す物質からできていて、虫歯や歯周病の原因になります。 プラークの付着力はとても強く、うがいや口をゆすぐ程度では除去できません。歯ブラシやデンタルフロスを使ってきちんと取り除きましょう。

歯周病になると、歯茎の腫れや出血、口臭などの症状が現れます。また、歯を支えている「歯槽骨」という骨が溶けるので歯が抜けてしまいます。一般的に歯周病は40代以降に発症することが多いといわれていますが、歯茎の腫れや赤みが見られる場合は要注意です。

歯周病が進むと細菌が体のあちこちに侵入してさまざまな病気を引き起こします。例えば、細菌が血液に混じると心筋梗塞や動脈硬化が、肺に入ると肺炎が起こることも。なお、糖尿病を患っている人は歯周病が悪化しやすいので、特に口内環境に気を配りましょう。

歯周病の治療法

歯周病になったら、まず病院を受診しましょう。病院ではプラークや歯垢を除去し、歯や歯茎をケアするための歯磨き指導を行います。プロの指導を受けて正しい歯の磨き方を身に着けましょう。
普段の生活では食後の歯磨きを欠かさず行い、口の中の衛生を保つようにします。デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、磨き残しがちな隙間の汚れを除去できます。

なお、かみ合わせの悪さや歯ぎしりも歯周病の要因になるため、その治療を併せて行うケースもあります。

歯周病の予防法

歯周病は歯磨きで予防できる病気です。特に寝る前と朝起きたときの歯磨きは特に丁寧に行いましょう。睡眠中は唾液の分泌が減るため、口内細菌が増殖しやすくなっています。
タバコに含まれる化学物質は歯や歯茎に悪影響をもたらすので、喫煙を控えることも有効です。

歯周病は虫歯のように痛みを伴わないため、知らないうちに症状が進行してしまう場合もあります。定期的に歯科検診を受け、歯や歯茎のメンテナンスを行いましょう。

まとめ

歯周病の怖いところは、細菌が全身に回ってしまうリスクがあることです。歯を失う原因になるだけでなく、心筋梗塞や動脈硬化など循環器系の病気を招く可能性もあります。毎日の歯磨きをしっかり行い、定期的に歯科検診を受けましょう。