健康ガイド

健康コラム

頭痛と高血圧の関係

5月17日は国際高血圧学会が定める「世界高血圧デー」です。高血圧は自覚症状の少ない病気ですが、頭痛を伴う場合は脳梗塞や脳出血などのサインかもしれません。

頭痛と高血圧の関係

高血圧とは、血圧が持続して高い状態を指します。原因は体質や生活習慣によるものが大きく、加齢とともに起こる動脈硬化も高血圧の一因です。
特徴的な症状はありませんが、血圧が急上昇すると肩こりやめまいなどを感じる人もいます。また、高血圧による頭痛が現れる場合があります。

なお、高血圧と頭痛が併発する場合は要注意です。この場合は脳出血などの重大な病気や、脳血管の動脈硬化などの異常が隠れている可能性があります。ここではその一例を紹介します。

・高血圧性脳症
高血圧によって脳が浮腫むと脳圧が上昇し、高血圧性脳症を引き起こします。頭痛や吐き気、嘔吐を伴うほか、重症になると意識障害や痙攣を引き起こし、命に関わる場合もあります。

・くも膜下出血
くも膜下出血とは脳の表面を覆う「くも膜」下で出血が起こる病気で、頭をバットで殴られるような激しい痛みが現れます。対処が遅れると身体麻痺などの後遺症が残り、ときには死に至る場合もある危険な病気です。たかが頭痛と簡単に片付けることはせず、必ず病院を受診してください。

高血圧と診断されたら

高血圧は狭心症や心筋梗塞などの病気にも関係しています。高血圧と診断されたら、病院で定期的に検査を受けましょう。血圧を上手にコントロールすることが頭痛や病気の予防につながります。

・急な血圧上昇を避ける
血圧が急上昇すると、脳出血の危険性が高まります。興奮した場合や、排便時にいきんだり熱いお風呂に浸かったりするときは血圧が上昇しやすいので要注意です。

・食習慣を改善する
食事は脂質やカロリーを控えたヘルシーなメニューを選び、腹八分目を心掛けます。塩分は1日7グラム以下が理想ですが、難しい場合は1日10グラム以内に収めるようにしましょう。

まとめ

高血圧による頭痛は、脳の病気のサインかもしれません。日頃から血圧が高いことに加えて激しい頭痛がある場合は、病院できちんと検査を受けましょう。