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健康コラム

「歩きにくい」と感じたら注意? 閉塞性動脈硬化症とは

閉塞性動脈硬化症とは、足の血管の血流が悪くなることで起きる足の病気です。日本では60代以上の発症率が高いといわれています。症状や予防のポイントを詳しく確認しておきましょう。

閉塞性動脈硬化症とは

閉塞性動脈硬化症とは、足の動脈硬化が原因で起きる病気のこと。「歩くと足が痛むが、少し休むと治る」症状が見られた場合、閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。
また、動脈硬化は足だけでなく脳や心臓にも影響を及ぼします。閉塞性動脈硬化症が判明した場合、同じく動脈硬化を原因とする脳梗塞や心筋梗塞にかかっていることも考えられるため注意が必要です。動脈硬化を防ぐために普段から食生活・運動に気を配り、症状が見られたら早めに病院を受診しましょう。

閉塞性動脈硬化症の症状

閉塞性動脈硬化症は以下のように進行します。

(1)自覚症状がない人が多いが、手足の冷えやしびれ(※)を感じる人もいる。
(2)歩いていると、ももやふくらはぎが痛くなり、10分ほど休むと再び歩けるようになる(間欠性跛行)。
(3)安静時も足が痛むようになる。
(4)えぐれたような傷(潰瘍)が足にできたり、皮膚が黒く腐ったり(壊疽)する。

上に当てはまると感じたら早めに循環器科か内科、心臓血管外科を受診しましょう。

※「手足の冷え・しびれ」に関しては、神経系が原因であれば整形外科か神経内科を受診した方がよい場合もあります。

日常生活で気を付けたいポイント

閉塞性動脈硬化症の予防のために意識したいポイントを3つご紹介します。

・禁煙
喫煙者の方はタバコを控えましょう。「末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン (2015 年改訂版)」によれば、禁煙によって発症頻度が下がったというデータもあります。

・食事
必要以上のカロリーを摂取せず、肉・野菜・魚などをバランスよく食べましょう。

・運動
適度な運動によって足の血液の巡りがよくなります。医師に相談した上で、無理のない範囲でウォーキングや散歩を行いましょう。

まとめ

閉塞性動脈硬化症は、生活習慣を意識することで改善できる部分もあります。閉塞性動脈硬化症にならないために、できることから対策を始めてみてはいかがでしょうか。