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健康コラム

息切れは隠れた病気のサイン?

歩行時や階段昇降時に息苦しさを感じる。もしかしたら、その息切れは運動不足や加齢のせいではなくて、隠れた病気のサインかもしれません。今回は、息切れの原因になり得る病気や、息切れが起きたときの対処法をご紹介します。

息切れの原因

歩いたり階段を登ったりすると息が切れる。こんなときは運動不足や加齢を疑いがちですが、心臓病や血液の病気の可能性も考えられます。息切れの原因になり得る病気をチェックしましょう。

息切れの原因として考えられる病気
・呼吸器の病気…COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、肺がん、気管支喘息など
肺が傷ついたり、気道が狭くなったり、呼吸機能が悪化することで息切れを起こします。タバコの煙や化学物質、ペットの毛、ストレスなど、原因は病気により異なります。タバコを吸う方に特に多いのはCOPDです。COPDは悪化すると肺の機能を元通りにすることが難しくなるため、早めの禁煙が大切です。

・心臓の病気…狭心症、心筋梗塞、心筋症、不整脈など
心臓の働きが低下すると血液の循環が悪くなり、酸素がいきわたりにくくなって息切れを起こします。加齢やストレス、喫煙習慣や食習慣などが原因になるといわれています。

・血液の病気…貧血、白血病など
貧血になると酸素を運ぶヘモグロビンが減少して体が酸素不足になり、息切れを起こしやすくなります。白血病では、赤血球数が減少して貧血状態に陥り、症状として息切れが現れることがあります。

息切れを起こしたときの対処・予防法

息切れを感じたら、楽な姿勢を取って安静にしましょう。楽にしていても症状がおさまらない場合や、平地を歩くだけでも息が切れるなど日常生活でも息切れを感じる場合は、医療機関を早めに受診することが大切です。

日常生活では、以下のことに気を付けましょう。

・タバコを控える
・バランスのよい食事を心掛ける
・ストレスをためない
・できる範囲で運動を行う
・かぜ予防のために手洗い・うがいを行う

タバコは心臓や肺に悪影響を与え、COPDや肺がんなどさまざまな病気のリスクを高めます。喫煙習慣のある方はタバコを控えましょう。血糖値の急な上昇を防ぐため、バランスよく栄養を摂取することも重要です。また、適度な運動はストレスや肥満を解消するだけでなく、心臓の働きを強くしてくれます。

まとめ

息切れは徐々に悪化することが多く、病気の発見が遅れることもあります。日頃から生活習慣に気を付けて過ごし、定期的な健康診断を受け、予防と早期発見に努めましょう。