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健康コラム

ストレスと血圧の関係

一見関係ないように見えるストレスと血圧。実はストレスは血圧に影響しており、ストレスがかかると血圧は一時的に上昇します。今回は、ストレスと血圧の関係について見ていきましょう。

ストレスが原因で血圧は上がる?

私たちの身体は、ストレスを感じると交感神経が活発になり、血流が増えて血圧が上がります。交感神経とは脈拍や体温を調整する「自律神経」の1つで、心身を活発な状態に導く「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」の2種類があります。ストレスといっても、不安やイライラなどの心理的ストレスから、寒さ・暑さなどの温度変化や睡眠不足などの肉体的ストレスまで要因はさまざまです。

ストレスは誰もが感じるものなので一時的な血圧上昇なら問題ありません。しかし、ストレスが蓄積され続けると高血圧の発症につながることもあるため、ストレスをためないことが大切です。

こんな人はストレスに特に注意

肥満の人や家族・親戚に血圧が高めの方がいる人は特に注意が必要です。肥満の人は、食事量が通常より多いこと、生活習慣が乱れていることなどから、通常の2~3倍高血圧になりやすいといわれています。また、高血圧のなりやすさには遺伝も関係しています。家族・親戚に血圧が高めの方がいる人は日常的に血圧を測り、自分の健康状態を把握しておきましょう。

ストレスへの対処法

ストレスをためないためには、まず自分がストレスを抱えていることに気付くこと、相談し合える相手を持つこと、うまく気分転換することなどが方法として挙げられます。そのほかの具体的なストレスへの対処法をいくつかご紹介します。

・休養を取る
過労や睡眠不足はストレスのもと。栄養のある食べ物を摂り、時間を見つけてゆっくり休みましょう。

・適度な運動をする
適度な運動もストレス解消には効果的です。無理のない程度に散歩やウォーキングなど軽めの運動を行いましょう。

・入浴する
入浴は自律神経の乱れを整え、心身をリラックスさせる効果があります。

ストレスの影響が強い場合は、医師の診断のもと、抗不安薬を処方するケースもあります。ストレスの感じ方には個人差があるため、強いストレスを感じている場合は医師に相談してください。

まとめ

ストレスと血圧は影響し合っています。高血圧のリスクを防ぎ、心身共に健やかに過ごすためにも、ストレスと上手に付き合っていきましょう。