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健康コラム

股関節を鍛えよう! 変形性股関節症とは

銀杏並木の下でウォーキングしたり、涼しい風を感じながらスポーツイベントに参加したりと、運動の機会が増える「スポーツの秋」がやってきました。けがなく体を動かすためには、股関節を鍛えることが大切です。

■股関節と歩行の関係

股関節に障害が起きると、歩行すらも難しくなります。
股関節は足の付け根にあり、ボール状の大腿骨頭が受け皿になる臼蓋(きゅうがい)にはまり込む形で成り立っています。歩く、立つ、座る、かがむなどの動作をするために欠かせない関節です。
臼蓋と大腿骨頭は滑らかで弾力のある軟骨で覆われており、軟骨が関節への衝撃を緩和させるクッションの役割を果たしています。

■変形性股関節症

股関節の衝撃を和らげる軟骨がすり減ると、関節に痛みや動作の困難を引き起こします。これを「変形性股関節症」といい、幼少期の病気や発育障害の後遺症、加齢などが原因で発症します。
最初のころは動き始めに足の付け根に痛みを感じる程度ですが、放置すると夜寝ている間すらも痛みを感じます。
変形性股関節症になった場合に、日常生活で困難になる動作をいくつか紹介します。

  • 足の爪切り
  • 靴下の着脱
  • 和式トイレの利用
  • 正座
  • 長時間の歩行
  • 階段の上り降り

このように変形性股関節症になると、生活にも大きな影響がでます。


■股関節をほぐす、鍛えて予防する

日常生活に支障をきたす変形股関節症。股関節周辺を柔らかくし、鍛えることで、変形股関節症を予防しましょう。
股関節周辺を柔軟にするためには、ストレッチが効果的です。無理のない程度に開脚したり、太ももの前側を伸ばしたりと硬くなった股関節周りをほぐしましょう。

筋肉を鍛える方法は次の通りです。


  • スクワット
  • ブリッジ
  • もも上げ
  • かかと上げ
  • 横上げ

水中運動もおすすめです。陸上運動に比べて股関節への負担が小さいので、少しでも痛みを感じる方は水中歩行運動などを行うと良いと思われます。


股関節に痛みがある方や熱を感じる方は、医師に相談してから行いましょう。ストレッチや運動のしすぎは股関節などを痛める要因になりかねないので、体の状態を確認しながら動かしてください。


■まとめ

股関節は日常生活を元気に過ごすためにも大切にしたい関節です。運動したい気持ちが高まる秋から、股関節を鍛えてみませんか。