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健康コラム

救急車を呼ぶか迷ったら? 7119番か8000番にかけてみよう

救急車をタクシー代わりに利用する、症状が軽いのにかかわらず119番をかけるといった救急車の不適切利用が問題となっています。 どんなときに119番をかけたらよいのかを判断できない方が、多くいらっしゃるのではないでしょうか。119番をかけるべき症状と救急車を呼ぶか迷ったときの解決法、119番のかけ方を説明します。

■119番にかけるか迷ったらどうする?

緊急性の高い症状なのか判別することが難しい方に向けて、救急車を呼ぶべき症状を紹介します。

  • 大人の場合
  • ものが二重に見える
  • 突然手足がしびれる
  • 呼吸困難になる
  • 吐血や下血がある
  • 突然、高熱が出る

  • 子どもの場合
  • 激しい咳や呼吸の乱れが見られる状態かつ、顔色が悪い
  • 手足が硬直している
  • 激しい下痢や嘔吐によって水分を摂取できず、食欲がなく意識がもうろうとしている
  • 虫に刺されたことで全身にじんましんが出る、顔色が悪い

上記の症状を把握しても救急車を呼んでよいのか迷ったら、救急相談窓口に電話をかけてみてください。119番をかけるべきなのか、自分の足で病院へ行くべきなのかを教えてもらえます。

主な窓口に、救急相談センターの7119と子ども医療電話相談事業の8000があります。 救急相談センター(7119)は、救急車を呼ぶべきなのか迷ったときに電話をかける窓口です。24時間年中無休で、医師・看護師・救急隊経験者等の職員が相談に乗ってくれます。
子ども医療電話相談事業(8000)は、子どもの症状に合わせた対処法を案内してくれる窓口です。都道府県や平日・休日によって実施時間が異なるため、ホームページなどで確認する必要があります。

■119番のかけ方

いざ、救急車を呼びたいと思ったときのために、119番のかけ方を理解しておきましょう。

消防署:消防署です。火事ですか、救急ですか?

通報者:救急です。


消防署:場所はどこですか?

通報者:〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番地です。


消防署:どうされましたか?

通報者:70歳の祖父が食べ物を詰まらせて、苦しそうにしています。意識がありません。


消防署:あなたの名前と連絡先を教えてください。

通報者:私の名前は〇〇です。電話番号は、〇〇です。


住所が分からない場合は、近くの目印になる建物を答えるとよいでしょう。傷病者の症状を聞かれたときは、年齢、性別、症状、人数、症状が出た背景などをできるだけ詳しく伝えてください。

■まとめ

傷病者をすぐに病院へ搬送してもらうためにも、むやみに119番にかけないよう気を付けましょう。救急車を呼ぼうか迷ったときは、7119番か8000番に電話をかけることをおすすめします。

<参考資料>