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健康コラム

屋外作業をするときは破傷風に注意!

屋外作業をする際は、破傷風の感染に注意する必要があります。破傷風に感染すると、口が開きにくくなる、体がけいれんするといった症状が現れます。破傷風にならないためには、どのような点に注意するとよいのでしょうか。

■屋外作業で感染する破傷風とは

そもそも破傷風とは、「破傷風菌」が作りだす毒素が原因で発症する病気を指します。
破傷風菌は土の中に生息しているので、例えばけがをした状態のまま、畑仕事や土砂・がれきの撤去作業を行うと、傷口から破傷風菌に感染します。
被災地では、破傷風感染対策をしないまま復旧作業に取り組む方がいることから、被災地での感染も増えているようです。

■破傷風の症状とは

破傷風は3日から3週間の潜伏期間を経て、症状が現れます。破傷風の主な症状は次の通りです。

  • 口を開けにくい
  • 首筋が張る
  • 寝汗が出る
  • 歯ぎしりが起こる

上記の症状が出ている場合は、すぐに医療機関を受診してください。症状が深刻化すると全身がけいれんするだけでなく、呼吸ができなくなり、命を落とす危険もあります。

■破傷風を予防するには

破傷風はどのように予防するとよいのでしょうか。予防法を3点、紹介します。

  • ワクチンを接種する
  • 破傷風はワクチン「破傷風トキソイド」を接種すれば、予防が可能です。破傷風トキソイドの有効な免疫期間は、約10年。ただ、発熱がある場合や、医薬品投与でアナフィラキシーを起こしたことがある場合は予防接種を受けられないので、接種前に医師と相談しましょう。


  • 素肌を露出しない
  • 畑仕事や土砂・がれきの撤去作業などをする際は、丈夫な手袋、長靴・安全靴、長袖・長ズボンを着用しましょう。素手で、泥が付着した木材や土などを触らないよう、気を付けてください。


  • 傷口を清潔な状態にする
  • けがをしたら、迅速に傷口をよく洗い、消毒しましょう。傷が深い場合や傷が汚れている場合は破傷風になりやすいため、できるだけ早く病院を受診してください。


■まとめ

破傷風は家庭菜園や建設現場などでも感染します。破傷風にならないよう、傷口を清潔な状態にする、露出を控えた服装で作業するなどを心掛けましょう。