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健康コラム

健康診断結果をチェックしよう! 脂質異常症とは

健康診断が終わったら、健診結果を基に自分の健康状態を確認してみることが大切です。今回、紹介するのは「脂質異常症」。コレステロールや中性脂肪の数値をチェックすることで、判断することが可能です。

脂質異常症とは

脂質異常症とは、コレステロールや中性脂肪といった脂質が基準より高い、もしくは低い状態をいいます。以前は「高脂血症」とも呼んでいましたが、HDL(善玉)コレステロール値が低くてもリスクが発生するため「脂質異常症」と呼称が変更されました。

脂質異常症は以下の3種類があります。

  • LDL(悪玉)コレステロールが基準より高い「高LDLコレステロール血症」
  • HDL(善玉)コレステロールが基準より低い「低HDLコレステロール血症」
  • 中性脂肪が基準より高い「高トリグリセライド血症」

※コレステロールについてはこちらのコラムをご覧ください。

■診断基準

脂質異常症の診断基準は以下の通りです。

脂質異常症の診断基準(空腹時採血)

高LDLコレステロール血症 低HDLコレステロール血症 高トリグリセライド血症
LDLコレステロール
140mg/dL以上
HDLコレステロール
40mg/dL未満
中性脂肪
150mg/dL以上

脂質異常症になると、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性が高くなるリスクがあります。命が危険にさらされることも。脂質異常症と診断されたら、進行を防ぐためにも治療や生活習慣の見直しを行うことが大切です。

■脂質異常症の対策とは

LDLコレステロールや中性脂肪が高い方は、食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
食品・飲料品によって、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を増やすもの、減らすものがあります。

LDLコレステロールや中性脂肪を下げるもの LDLコレステロールを増やすもの 中性脂肪を増やすもの
  • 青魚
  • 大豆製品
  • 海藻
  • 野菜
  • きのこ など
  • 魚卵
  • 脂身の多い肉
  • 乳製品 など
  • ケーキ
  • スナック菓子
  • ジュース
  • アルコール など

HDL(善玉)コレステロールを上げたい場合は、継続的に運動を行うことが大切です。無理をしない程度にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣にしましょう。

その他、禁煙をする、標準体重を維持するなどを心掛けることも大切です。

■まとめ

健康診断の結果が出たら、LDLコレステロールやHDLコレステロール、中性脂肪の数値を確認してみてください。もし「脂質異常症」だと分かったら、症状を悪化させないよう生活習慣を見直すことが大切です。
その他の健康診断のチェックポイントについてはこちらのコラムをご覧ください。

<参考資料>