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健康コラム

子どもだけの病気ではない! 手足口病について

夏場に流行する「手足口病」は子どもの病気と認知されていることから、大人の自分は心配ないと考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。実は大人も感染する病気。今回は、手足口病の症状から予防法まで紹介します。

■手足口病とは?

手足口病は手のひら・足の裏・口の中などに発疹が現れるウイルス性の感染症で、「コクサッキーウイルス」「エンテロウイルス」などが原因で発症します。手足口病になるウイルスは1つではないので、再発する可能性があります。

ヘルパンギーナ、プール熱と並んで子どもの夏風邪の1つである手足口病ですが、大人も感染します。感染源には、手足口病に感染した人の咳やくしゃみ、ウイルスが付着した手やタオル、おむつに付着した便などがあります。

■手足口病の症状

手足口病に感染してから3~5日後に、手のひら・足の裏・足の甲・口の中に2~3mm程度の水疱性の発疹が出ますが、1週間程度で治ることがほとんどです。

発疹は、肘や膝、お尻などに現れることもあります。時に発熱が見られますが、高熱が続くことは基本的にありません。
手足口病が治ってから数週間後に爪が浮き上がり脱落する(爪甲脱落症)ことも。ただ、自然に治るといわれています。

頭痛、嘔吐、倦怠感、高熱、2日以上続く熱などが見られる場合は、適切な対処をしなければ脳炎や髄膜炎などの中枢神経系の合併症を引き起こすリスクがあるため、すぐに病院に行きましょう。

■手足口病の予防・治療法

日頃から感染対策を行い、手足口病を予防しましょう。手足口病に感染した場合は、症状に応じた処置を施します。

  • 予防法

    手足口病にならないためには、手洗い・うがいをする、マスクを着用する、タオルなどを共有しないことが大切です。おむつ交換後は特に丁寧に手洗いを行いましょう。


  • 治療法

    手足口病になった場合は、特別な治療法はないため症状に応じた治療を行います。口の中の発疹が痛く食事が取りにくいときは、刺激のあるものを避け、豆腐やそうめんなどの薄味でやわらかいものを選びます。脱水症状を引き起こしやすいので、こまめな水分補給も必要です。


■まとめ

手足口病は大人も感染する病気です。子どもの病気だからといって気を緩めず、予防対策をしっかりと行ってください。発疹が手足や口に現れたら、症状を悪化させないためにも早めに医師に相談しましょう。