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健康コラム

自覚症状を分かりやすく医師に伝えるには?

問診で自覚症状を話したものの十分に伝わらず、「モヤモヤした」「診断時間が長くなった」といった経験はありませんか。適切な治療を受けるためにも症状を分かりやすく説明することは大切です。ここでは、自覚症状の伝え方を簡単に紹介します。

■自覚症状の伝え方ポイント

自覚症状を伝えるときは、「いつどのようなときに発症したのか」「どこに異変があるのか」「どのような症状があるのか」「何に困っているのか」といった点を意識することがポイントです。

(1)いつどのようなときに発症したのか?
「一週間前に階段から転落した後」と、いつ、どのようなことがきっかけで異変が生じたのかを説明します。

(2)どこに異変があるのか?
「右腹部だけが痛い」と、症状がある場所を具体的に話します。痛みは一箇所なのか、広範囲なのかなど、痛みを感じる範囲も伝えましょう。

(3)どのような症状があるのか?
痛みや苦しさといった目に見えない部分は、「ズキズキ」「キリキリ」「ジンジン」などと、オノマトペで表現します。「締め付けられるような痛み」「バッドで殴られたような痛み」など、比喩的な表現を用いても構いません。
また、「最も痛かったときを10とすると、今は7」と、痛みの強さを10段階評価で伝えると、より診察がスムーズに進みます。症状が秒単位、日単位、月単位で変わる、体勢や時間帯によって変わる場合は、「5日前から徐々に痛みが増している」「身体を右にひねると痛い」と説明します。

(4)何に困っているのか?
症状が現れたことで、何に困っているのかを話します。「横になると息苦しくなるので、なかなか眠れない」と、日常生活への影響を伝えましょう。

■病院に持参するとよいもの

よりスピーディーに最適な治療を受けるには、「お薬手帳」「健康診断結果」などを持参することが大切です。家族の病気や既往歴などの情報をノートにまとめておくと、問診を受けるときに役立ちます。

■まとめ

適切なタイミングで適切な治療を受けるには、自覚症状を具体的に細かく伝えることが重要です。医療業務従事者ではない私たちにとって、自覚症状を分かりやすく伝えることは簡単なことではありませんが、ぜひこの記事で紹介したポイントを意識してみてください。