健康ガイド

健康コラム

突然死の可能性もある? 不整脈とは

アルコールを飲んだり、激しいスポーツをしたりすると脈拍が異常に速くなる。これを不整脈といいますが、不整脈になると症状や原因などによって突然死する恐れがあります。今回は、不整脈の症状や原因、治療法を紹介します。

■不整脈とは?

そもそも心臓には、右心房付近にある「洞結節(どうけっせつ)」が規則正しく電気信号を発することで、収縮したり拡張したりを繰り返し(拍動)、全身に血液を送り出す役割があります。
血液を送り出すことで動脈に生じる拍動を「脈拍」といい、個人差はありますが、健康な成人の安静時の脈拍数は1分間に60~100回程度だといわれています。

不整脈とは、電気信号の発生や流れに異常があり、心臓のリズムが通常より速くなったり(頻脈)、遅くなったり(徐脈)、脈が飛んだり(期外収縮)する状態を指します。

不整脈の主な症状として、以下があります。

  • めまい
  • 失神
  • 過度の疲労感
  • 息切れ
  • 動悸
  • 吐き気
  • 冷や汗
  • 突然死 など

■不整脈の原因と治療法

不整脈は運動や発熱、精神的な興奮など、生理的な反応として起こる場合があります。そのほか、加齢やストレス、睡眠不足、疲労、飲酒、喫煙なども原因として考えられます。また、心臓に病気がある、肺に病気がある、甲状腺に異常がある人も不整脈になる可能性があります。

治療方法は不整脈の種類や自覚症状、原因などによって異なりますが、薬物治療やペースメーカー(規則正しく心臓が動くよう、電気刺激を与える装置)治療などがあります。睡眠不足や疲労、ストレスなどから不整脈になることもあるため、日頃から規則正しい生活を送ることが大切です。

■特に注意したい症状

不整脈の中でも以下の症状が現れた場合は、できるだけ早く病院に行きましょう。

  • 急に失神状態になる
  • 脈拍数が減り、体を動かすと強い息切れを感じる
  • 突然、動悸が始まる
  • 脈拍が不規則な上に、速い
  • 何もしていないのに意識がなくなりそうになる など

上記のほかにも自身の症状で気になることがあれば、医師に相談してみましょう。

■まとめ

不整脈は加齢や睡眠不足、飲酒などによって起こることもありますが、心臓の病気などが原因で生じることもあります。自覚症状がなくても、健康診断などで心電図検査を受け、定期的に心臓の状態をチェックすることをおすすめします。