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健康コラム

胃もたれを予防するには? 胃にやさしい生活習慣を

食べ過ぎ、飲み過ぎによって起こりやすい胃もたれ。年齢を重ねるごとに胃の働きが低下するため、高齢者は胃もたれになりやすいといわれています。今回は、胃もたれの原因や予防法について紹介します。

■胃もたれとは

胃は、ぜん動運動(筋肉の収縮によって生じる波のような動き)によって、胃に入った食べ物を胃液と混ぜ合わせることで消化・吸収しやすい状態に変え、十二指腸に送り出す働きがあります。しかし胃に負担がかかると、運動機能が低下し、食べ物を十分に消化できなくなります。すると、消化されなかった食べ物が胃に長くとどまり、その結果、胃もたれが起こりやすくなります。
症状としては、胃が重く感じる、不快感があるなどが挙げられます。

■胃もたれの原因と予防法

年齢を重ねるごとに胃の働きは低下するため、高齢者は胃もたれが起こりやすい傾向があります。食べ過ぎ、飲み過ぎによっても起こりますが、喫煙やストレスなどが原因で胃もたれになることもあります。ここでは、胃もたれが起こる主な原因と予防法を紹介します。

  • 脂肪分の多い食べ物や刺激物、アルコールの過剰摂取

    肉類や揚げ物といった脂肪分が多い食べ物は、胃の中にたまりやすく、消化に時間がかかる傾向があるため、摂取量には気を付けましょう。また、香辛料などの刺激物やアルコールの過剰摂取は、胃の消化機能の低下につながるため、これらの摂取も控えましょう。

  • 喫煙

    たばこを吸うことで胃粘膜に張り巡らされている毛細血管の血流量が減り酸素欠乏状態になると、胃の働きが低下します。喫煙者の方は、禁煙を検討してみてください。

  • ストレス

    胃のぜん動運動は自律神経が関わっています。ストレスによって自律神経が乱れると、胃酸が過剰に分泌され、胃の粘膜が傷つきやすくなります。適度な運動を心掛ける、趣味を楽しむなど、自分に合った方法でストレスを解消することが大切です。

    胃もたれが続くといった場合は、医師に相談してみましょう。胃炎、機能性ディスペプシア、逆流性食道炎などの病気が隠れていることもあります。

■まとめ

せっかくのおいしいご飯やお酒も、食べ過ぎ、飲み過ぎると、胃もたれの原因につながることもあります。胃もたれは、喫煙やストレスなどによっても起こることがあるため、今回紹介した予防法を意識しつつ、胃にやさしい生活を送ってみてはいかがでしょうか。