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健康コラム

腰に負担がかかりにくい生活を送るには? 腰痛症を防ごう

年齢を重ねると、腰を支える筋肉が衰える傾向があることから、腰痛に悩まされている方は少なくないのではないでしょうか。厚生労働省の「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、男女ともに腰痛での有訴者率(※)が高いことが分かっています。ここでは、腰痛症の原因と予防法について紹介します。

※人口1000人あたりの病気やけがなどで自覚症状のある人(有訴者)の比率。

■腰痛症とは

腰痛症とは、腰に痛みやはりなどの不快感が現れている症状の総称です。疾患の名前ではありません。痛み方は、「動くと痛む」「安静にしていても痛む」「腰以外も痛む」などさまざまです。

デスクワークや運転など、長時間にわたって腰に負担がかかりやすい体勢を取ると腰痛症になりやすいです。そのほか、前かがみの姿勢になる、重たい荷物を持ち上げる、激しい運動をするなど無理な姿勢・動きをすると現れるケースもあります。また、加齢や運動不足などによって腰を支える筋肉が衰えている方も要注意です。
なお、腰痛症は内臓や心因性の病気などが隠れていることもあります。

■腰痛症の予防法

腰痛症を予防するには、日頃から腰に負担がかかりにくい姿勢を保つ、適度にストレッチを行い固まった筋肉をほぐす、腰を支える筋肉を鍛えることが大切です。

  • 正しい姿勢を意識する

    猫背や体の反り過ぎといった姿勢は、腰に負担がかかります。へその辺りに力を入れ、背筋を伸ばした「正しい姿勢」を意識しましょう。また、重たいものを持ち上げるときは、膝を曲げ、腰を十分に下ろすなど腰への負担がかかりにくい姿勢を心掛けてみてください。

  • 適度なストレッチ・運動をする

    長時間同じ姿勢になることが多い方は、ストレッチをすることで筋肉をほぐしましょう。背筋を伸ばしたり、曲げたりします。腰を支える筋肉の衰えによる腰痛症を防ぐため、筋肉トレーニングを取り入れてみてもよいでしょう。ただ、急な運動は体を痛める原因につながるため、医師と相談してから行ってください。すでに腰に痛みがある、体を動かすと痛みを感じる方も同様です。

■まとめ

長時間のデスクワークや運転など、腰に負担をかける生活を送ってはいませんか。腰痛症にならないよう、正しい姿勢や適度なストレッチ・運動を意識してみてはいかがでしょうか。