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健康コラム

お腹の張りは腸管にたまったガスが原因? 腹部膨満感とは

4月は新たな出会いに心が弾む一方で、生活環境の変化などによってストレスを抱えやすい季節でもあります。空腹のはずなのにお腹が圧迫されている、張っている方はいませんか。もしかしたら、過度なストレスが原因で腸管にガスがたまっているのかもしれません。

■腹部膨満感とは

お腹が張っている状態、圧迫されていると感じる状態のことを「腹部膨満感」といいます。

通常、食べ物と一緒に飲み込んだ空気は、胃や腸に運ばれます。胃に運ばれた空気はげっぷとして、腸に運ばれた空気は食べ物の消化中に発生したガスとともにおならとして排泄されます。しかし、ガスが過剰に発生したり、十分に排泄されなかったりすると、腸管にガスがたまり、腹部膨満感が起こるようになります。

■原因

過剰なガスの産生や、ガス排泄量の低下の原因は何でしょうか。ここではそれぞれの原因を紹介します。

  • ガスの産生過剰の原因

    ストレスや食物繊維の多い食べ物・脂肪を多く含む食べ物の過剰摂取などで腸内の悪玉菌が増えると、異常発酵によってガスが過剰に発生しやすくなります。そのほか、呑気症過敏性腸症候群(IBS) などが、ガスの産生過剰に関係していることもあります。

  • ガス排泄量の低下の原因

    ストレスなどで消化管機能が低下すると、腸内にたまったガスが排泄されにくくなります。また、便秘も腸内にガスがたまりやすくなる原因の1つです。

■対処法

ストレスだけでなく、食生活や便秘などによっても現れる腹部膨満感。ここでは、対処法を3つ紹介します。

  • ストレス解消

    ストレスを解消するため、十分な休息・睡眠を取ることが大切です。また、散歩や買い物、気の知れた友人と食事をするなど、自分に合った方法で気分転換をしましょう。

    ※新型コロナウイルス感染症対策として外出自粛が求められているうちは、「密閉」「密集」「密接」を避けてください。

  • 食生活の改善

    ガスの発生を促しやすい食物繊維の多い食べ物や脂肪を多く含む食べ物の過剰摂取を控え、バランスの良い食事を心掛けましょう。また、空気を飲み込みすぎないよう、ゆっくりと食べることも大切です。

  • 便秘予防

    水分摂取を心掛ける、排便の習慣をつけるなど、便秘にならないよう気を付けましょう。便秘について詳しく知りたい方は、「高齢者は便秘になりやすい? 加齢と便秘の関係 」を一読してみてください。

原因として呑気症や過敏性腸症候群(IBS)なども考えられるため、お腹の張りが気になるときは医師に相談しましょう。

■まとめ

お腹の張りや圧迫感が気にならない生活を送るためにも、ストレスを解消する時間を適度につくることが大切です。腹部膨満感は食生活や便秘などが原因で起こる可能性もあるため、本記事で紹介したことを試してみてはいかがでしょうか。