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健康コラム

梅雨になると頭が痛くなる もしかして気象病?

梅雨時期や季節の変わり目、台風が接近する時期になると、頭痛やめまいなどの症状が現れるといった方はいませんか。気象の変化によって体調が悪くなったり、症状が悪化したりする方は、もしかしたら気象病かもしれません。今回は気象病の症状や予防法について紹介します。

■気象病とは

気象病とは気象の変化により、体調が悪くなったり症状が悪化したりする病気を指します。症状としては、頭痛やめまい、耳鳴り、肩こり、ぜんそく、気分の落ち込み、だるさ、眠気といったものが挙げられます。気象病の中でも、天気の影響によって痛みが生じたり悪化したりする状態を「天気痛」といいます。

■気象病の原因は自律神経?

気象病のメカニズムは明らかにはなっていませんが、原因として「自律神経」と「内耳」が関係しているといわれています。

中部大学・生命健康科学部理学療法学科の佐藤純教授らの共同研究グループによれば、体の平衡感覚をつかさどる「内耳の半規管」には気圧を感じる能力があるとのこと。天気の崩れにより前庭器官が感じた気圧の微妙の変化が脳に伝わることで、古傷が傷んだり、気分が落ち込んだりすると考えられています(2019年1月時点)。

■気象病の予防法

ここでは、気象病の予防法を3つ紹介します。

  • 日記をつける

    天気や気圧、体の調子、睡眠状態などをノートや携帯などに記録し、体調の変化と天気にどのような関係があるのかを把握します。あらかじめ、自身の体調が悪くなるタイミングを知っておくと、心の準備ができます。また日記をつけていると、医師に自分の症状を説明するときに役立ちます。

  • 自律神経のバランスを整える

    自律神経のバランスを整えため、バランスの良い食事を取る、適度に体を動かす、十分な睡眠を確保する、毎日同じ時間に起床するなどを心掛けます。

  • 内耳をマッサージする

    気象病の発症に関係しているといわれている内耳を軽くマッサージしてみましょう。両耳を軽くつまみ、上下横に引っ張ったり、回したりすることで、耳周りの血流を良くします。

    抗めまい薬や漢方薬を服用すると、気象病の予防につながることもあるため、気になる方は専門家に相談してみましょう。

■まとめ

梅雨時期は気象病が発症しやすい時期です。気象病になりやすい方は、本記事で紹介した予防法を試してみてはいかがでしょうか。

〈参考資料〉