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健康コラム

マスクによる肌トラブル…マスク皮膚炎とは?

感染症対策でマスクが欠かせない存在となった昨今。長時間マスクを着用することで、あかみやかぶれ、にきびといった、肌トラブルに悩まされる方も多いのではないでしょうか。今回はマスク皮膚炎の症状や原因、予防法を紹介します。

■マスクによる皮膚炎の症状と原因

マスクの着用によって引き起こされる主な肌トラブルは3つです。トラブルが起きる原因とあわせて紹介します。

  • 肌の赤みやかぶれ

    マスクを着脱するとき、マスクの繊維と肌が擦れることで肌の表面が傷つき、赤みやかぶれが引き起こされます。

  • にきび・吹き出物

    長時間マスクを着用していると、吐く息が原因でマスク内の湿度・温度が高くなります。雑菌やアクネ菌が繁殖しやすい環境になってしまい、にきびや吹き出物ができやすくなります。

  • 肌のかさつき

    マスク着用時には十分に湿っていた肌もマスクを外して外気にさらされると、一気に水分が蒸発し、肌が乾燥状態に。かさつきを引き起こします。

■マスクによる皮膚炎の予防法

マスクによる皮膚炎を予防するためには、肌の衛生状態を良好に保つとともに、小まめなスキンケアと肌への刺激を与えない生活を送ることが大切です。予防法を3つ紹介します。

  • マスク内の汗を小まめに拭き取る

    マスク内が高温多湿な状態であり続けると、雑菌の繁殖につながります。汗をかいたら、タオルやウエットティッシュなどで小まめにやさしく拭き取りましょう。

  • 洗顔・十分な保湿を行う

    マスク内で繁殖した雑菌は肌にも付着するため、帰宅したら手洗い・うがいを行った後、顔を洗いましょう。このとき、肌表面が傷つかないよう、泡でやさしく洗うことが重要です。洗顔後は、自分の肌に合ったスキンケア用品で保湿し、肌のバリア機能を整えます。

  • 肌に優しい素材のマスクを着用する

    マスクのつけ外しによる繊維の擦れが原因で肌がダメージを受けている場合は、綿ガーゼやシルクなど、肌に優しい天然素材のマスクに変えるという方法があります。これらのマスクを入手するのが難しく不織布マスクを使うといった場合は、刺激の少ないガーゼやコットンを肌とマスクの間に挟むと、肌への刺激を軽減できます。

■まとめ

感染症対策には欠かせないマスクですが、長時間着用していると、マスク内が高温多湿に。また、マスクをつけ外すたびに受ける摩擦ダメージは、肌トラブルを引き起こす原因になる場合があります。肌トラブルに悩まされる生活から抜け出せるよう、今回紹介した予防法を試してみてはいかがでしょうか。