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健康コラム

舌に赤いぶつぶつがある場合は要注意!溶連菌感染症

子供が喉の痛みを訴えた場合、風邪などのウイルスによって喉が炎症を起こしていることが多いですが、溶連菌感染症の可能性もあるため注意が必要です。今回は子供が引き起こしやすい溶連菌感染症の症状や原因、予防法について紹介します。

■溶連菌感染症とは?

溶連菌感染症とは、「溶血性連鎖球菌」という細菌に感染することで発症する「のど」の病気のことをいいます。

「溶血性連鎖球菌」にはA群・B群・C群・G群など複数の種類があり、中でもA群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)に感染するケースが多いといわれています。また子供に発症することが多く、治療を十分に行わない場合、「リウマチ熱」「急性糸球体腎炎」「血管性紫斑病」といった合併症を引き起こす可能性があります。

■溶連菌感染症の症状

溶連菌感染症の主な症状として、38〜39度の発熱(※)や喉の痛み、舌に小さな赤い発疹ができる「イチゴ舌」が挙げられます。溶連菌感染症には潜伏期間があり、実際に感染してから約2〜5日で症状がでてきます。

また他にも、嘔吐や手足に小さく赤い発疹が出たり、頭痛や腹痛、首筋にあるリンパ節の腫れなどが見られたりすることもあります。風邪とは異なって、咳や鼻水が出ないのが特徴です。

※注意事項:3歳未満の幼児は熱があがらないこともあります。

■溶連菌感染症の予防法

溶連菌感染症は細菌のなかでも感染力が強いといわれています。溶連菌に感染しないためには人混みを避ける以外に、普段から感染対策を実施することが大切です。 溶連菌は、咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫によって感染することがあるため、マスクを着用することで、体内への侵入を防ぎましょう。また、普段から手洗いうがいを行うことも大切です。

繰り返しになりますが、溶連菌は感染力が強い細菌ですので、家族など、身近な人で感染者が出た場合は、早めに検査を受けましょう。感染拡大防止につながります。

■まとめ

溶連菌感染症は、風邪と似たような症状出ることがある感染症です。子供に見受けられやすく、治療をせずに放置すると、合併症を引き起こす可能性があります。
もし喉に痛みや舌に小さな赤い発疹が出た場合は、早めに近くの医療機関を受診し、医師に相談するようにしてください。