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健康コラム

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について -第2回:PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)-

PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)は、睡眠時無呼吸症候群の精密な検査です。検査機器をつけて病院に一泊することで、睡眠中の身体状況を詳細に測定できます。

PSG検査の特徴

体に電極やセンサーをつけて眠っていただくことにより、睡眠中の脳波や心電図、胸部・腹部の動き、血液中の酸素量などを計測します。
睡眠時無呼吸状態の有無や頻度はもちろん、睡眠の深さや質、不整脈の有無、その他の合併症の有無などについても調べることができます。
なお、検査機器の装着や睡眠中において、痛みを伴うことはありません。安心して検査を受けてください。

PSG検査の様子

PSG検査の流れ

夕方 19時30分頃、検査を受ける病院へ行きます。
食事はご自宅で普段通りとることができます。
夜間 検査機器のセンサー類を着用し、就寝します。
睡眠中、身体状況の各種データが自動的に計測されます。
翌朝 起床後、センサー類を取り外し、検査終了となります。
 ※約1週間後、検査結果についての説明があります。

病院に一泊しての検査ですが、夜に入院して朝6時頃に退院となるため、会社や学校を休まずに検査を受けることができます。
検査の費用や持ち物、タイムスケジュールなど、詳しくは病院窓口へお問い合わせください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について