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健康コラム

「正月太り」を返上しよう

忘年会や新年会など、ごちそうを食べる機会が増える年末年始。楽しい時期でもありますが、同時に多くの人が「正月太り」に悩む時期でもあります。

お正月に太る原因

年末年始のわずかな期間で、あっという間に太ってしまう正月太り。その原因は、主に「食べ過ぎ・運動不足・体の冷え」の3つです。

お正月は宴会が続くなどの理由から、普段よりも摂取カロリーが多くなりがち。その上寒さから家に引きこもって、運動不足になる方も増えます。
また、体の冷えも太りやすくなる原因の1つ。通常、食べたものは消化・吸収されてエネルギーになり、残ったものは老廃物として排出されます。しかし体が冷えると血液やリンパの巡りが悪くなり、老廃物や脂肪を体内に溜め込んでしまうのです。

正月太りの解消方法

正月太りを解消するには、早めのダイエットが肝心。なぜなら、脂肪は時間が経つほど筋肉にくっつき、落ちにくくなる性質があります。また、正月太りのように短期間で太ったケースは、ダイエットが成功しやすいともいわれています。

食事はカロリーを控えめにして、体が温まる料理を食べましょう。温野菜がたっぷり入った鍋や豚汁などがお勧めです。宴会ではおつまみに注意。揚げ物や肉類はなるべく避け、野菜や海藻など食物繊維の多いものを選びましょう。

また、運動不足と分かっていても、寒い日にわざわざ外で運動するのはなかなかつらいもの。そんなときは階段を活用しましょう。例えば30段の階段を1分で往復すると、早足のウォーキングと同様の効果があるといわれています。目安としては、1秒に1段上るように意識すると良いでしょう。ついエスカレーターやエレベーターに頼ってしまいますが、「1日3回は階段を使う」など目標を定めると取り組みやすくなります。

まとめ

正月太りを解消するには、素早い対処がカギとなります。この冬についた余分な脂肪をなくしたい方は、早速ダイエットに取り組んでみましょう。スッキリとした体で春を迎えたいですね。