健康ガイド

健康コラム

学名が独特!? 秋の味覚、シイタケの雑学

うまみ成分たっぷりで香り豊かなきのこは、「食欲の秋」に欠かせない食材の1つです。今回は、きのこの中でも家庭で料理に並ぶことの多いシイタケの名前の由来や栄養素、おいしい食べ方のコツなどを紹介します。

シイタケの名前の由来

シイタケは、年中手に入りやすいことから「四季茸」と言われ、それが訛って「シイタケ」と呼ばれるようになったという説と、椎の木によく発生していたことから「シイタケ」と呼ばれるようになったという説があります。

また、シイタケの学名は「レンティヌラ エドデス(Lentinula edodes)」です。エドデスは「江戸の」という意味で、1985年に東京を訪れたイギリスの調査団がシイタケを故郷に持ち帰る際にこのように名付けたといわれています。

シイタケの栄養素

シイタケには、コレステロール値を下げる効果が期待できるエリタデニンという成分が豊富に含まれています。エリタデニンはマッシュルームにも含まれますが含有量はシイタケに比べるとほんのわずかです。エリタデニンはシイタケ特有の成分と言えるでしょう。

また、干しシイタケには生のシイタケの3倍以上のビタミンDが含まれています。これはシイタケに含まれるエリゴステロールが日光を浴びるとビタミンDに変化するためです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする働きがあるため、骨粗しょう症の予防にも役立つといわれています。

きのこの種類 ビタミンD含有量(μg/100g)
シイタケ 0.4
干しシイタケ 12.7
ブナシメジ 0.6
エノキ 0.9
エリンギ 1.2

日本食品標準成分表2015年版(七訂)「きのこ類」より作成

シイタケをおいしく食べるコツ

シイタケは水洗いすると風味が落ちてしまいます。調理の際はかさを軽く叩いてごみを落とし、ぬらしたキッチンペーパーで汚れを拭き取りましょう。また、うまみ成分を増やしたい場合は冷凍保存もおすすめです。シイタケに含まれる酵素の働きで、冷凍すると香りとうまみが増すといわれています。

まとめ

体によいさまざまな成分が含まれるシイタケ。シイタケは、栄養豊富で和洋中を問わずいろんな料理に合わせやすい万能食材です。この秋は健康のためにもシイタケを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。