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健康コラム

健康レシピ「納豆の小揚げ焼き」

生活習慣病の予防や改善には、大豆製品と食物繊維の積極的な摂取がお勧めです。 毎日の献立を考える際、肉か魚かで迷われる方が多いかもしれませんが、ときには大豆製品をメインにした献立はいかがでしょうか?
納豆は豊富な食物繊維を含み、発酵によって大豆にはない多くの有効成分を持っています。とても優秀な食材です。

材料(4人分) 1人分当たりエネルギー量:約228kcal

・小揚げ(油抜きしない):4枚

・納豆 :120g

・ピザ用チーズ:40g

・スリム葱:20g

・醤油:大さじ1

※付け合わせ

・大根おろし:400g

・大葉:4枚

作り方

(1)スリム葱を小口切りにし、納豆・ピザ用チーズと合わせ、醤油で味付けします。
  チーズはお好みで入れなくても構いません。

(2)小揚げの端を切り、袋状にして(1)をつめます。

(3)テフロン性のフライパンを熱し、中火で小揚げの両面をこんがり焼けば完成です。

七味唐辛子や辛子をつけて食べてもおいしいです!

ひとことメモ:食材の効能

○大豆製品

ポリフェノールの一種である、イソフラボンを豊富に含みます。イソフラボンは強い抗酸化作用を持ち、コレステロール値上昇を抑えます。女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きを持ち、更年期障害にも効果があります。
○納豆
納豆に含まれるナットウキナーゼには、血管の中にできる血のかたまり「血栓」を溶解する作用があり、脳梗塞等の予防に効果的です。
○薬味
薬味を入れることで、納豆に含まれない栄養素を補い、栄養素の吸収率をアップさせることができます。

※記事初出:広報誌「コンチェルト」第134号
執筆者:管理栄養士