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健康コラム

健康レシピ「キャベツたっぷり餃子」

今回は、「春キャベツ」を使った餃子のレシピのご紹介です。春キャベツの他にも、春に悩む方が多い花粉症の症状を軽減し、免疫力を高める作用がある「しそ」を使用しました。みなさんぜひお試しください。

材料(25個分)

  • ・餃子の皮:25枚
  • ・豚挽き肉:100g
  • ・キャベツ:200g
  • ・白葱:1/4本
  • ・しその葉:3枚
  • ・しょうが:1片
  • ・サラダ油:大2

<A(合わせ調味料)>

  • ・酒:大1/2
  • ・塩:小1/2
  • ・こしょう:適量
  • ・ゴマ油:小1

<B(水溶き片栗粉)>

  • ・片栗粉:小1/2
  • ・小麦粉:小1/2
  • ・水:100

作り方

  • (1) 豚挽き肉をボウルに入れ「A(合わせ調味料)」を加えてよく混ぜます。
  • (2) キャベツをみじん切りにして軽く塩を振り、水分が出てきたらキッチンペーパーでしっかり水気を絞ります。
  • (3) 白葱はみじん切り、しょうがは皮をむいてみじん切り、しその葉は硬い部位を除いてみじん切りにします。「B(水溶き片栗粉)」を混ぜ合わせておいてください。
  • (4) (1)の肉に切った食材を加え、よく混ぜ合わせます。
  • (5) 手の平に餃子の皮をのせ、(4)をのせて皮に軽く水をつけながらヒダの形を整えて包んでいきます。
  • (6) フライパンにサラダ油をひいて強火にかけ、(5)を並べます。焼き色がついたら、混ぜ合わせておいた「B(水溶き片栗粉)」を加え、蓋をして蒸し焼きにします。
  • (7) 水がほとんど無くなったら、蓋を取ってサラダ油大1を入れて、カリッと焼き上げ完成です。

ひとことメモ:キャベツの豆知識

◯旬キャベツの旬は3度あり、3月~4月頃が「春キャベツ」、7~8月頃が「夏キャベツ」、1~3月頃が「冬キャベツ」です。「春キャベツ」は、葉の巻きがゆるく柔らかいので生食に向いています。

◯胃にやさしい野菜胃酸の分泌を抑え、粘膜の修復を助けてくれる作用があります。ビタミンU(キャベジン)がたっぷり含まれているので、潰瘍の予防や回復の効果が期待されます。

◯ビタミンC・食物繊維も豊富キャベツはビタミンCも多く、大きい葉2~3枚で1日に必要なビタミンCの半分量を補えます。また、食物繊維も豊富なので便秘解消・美肌づくりに良いとされています。特にビタミンCはキャベツの芯に多く含まれており、スープにするなど柔らかくして食べるのがオススメです。

◯キャベツに含まれているビタミンCは水に溶けやすいキャベツを生食するとき、水に浸すとシャキシャキしておいしいのですが、浸しすぎると栄養分(特にビタミンC)が逃げてしまいます。浸す時間は短時間にしましょう。

記事初出:広報誌「コンチェルト」第150号
執筆者:管理栄養士