今回は、「春キャベツ」を使った餃子のレシピのご紹介です。春キャベツの他にも、春に悩む方が多い花粉症の症状を軽減し、免疫力を高める作用がある「しそ」を使用しました。みなさんぜひお試しください。
<A(合わせ調味料)>
<B(水溶き片栗粉)>
◯旬キャベツの旬は3度あり、3月~4月頃が「春キャベツ」、7~8月頃が「夏キャベツ」、1~3月頃が「冬キャベツ」です。「春キャベツ」は、葉の巻きがゆるく柔らかいので生食に向いています。
◯胃にやさしい野菜胃酸の分泌を抑え、粘膜の修復を助けてくれる作用があります。ビタミンU(キャベジン)がたっぷり含まれているので、潰瘍の予防や回復の効果が期待されます。
◯ビタミンC・食物繊維も豊富キャベツはビタミンCも多く、大きい葉2~3枚で1日に必要なビタミンCの半分量を補えます。また、食物繊維も豊富なので便秘解消・美肌づくりに良いとされています。特にビタミンCはキャベツの芯に多く含まれており、スープにするなど柔らかくして食べるのがオススメです。
◯キャベツに含まれているビタミンCは水に溶けやすいキャベツを生食するとき、水に浸すとシャキシャキしておいしいのですが、浸しすぎると栄養分(特にビタミンC)が逃げてしまいます。浸す時間は短時間にしましょう。
記事初出:広報誌「コンチェルト」第150号
執筆者:管理栄養士