スタッフブログ
- 日本環境感染学会総会学術集会に参加して
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2016.03.02
去る2月19日(金)~20日(土)に、国立京都国際会館・グランドプリンスホテル京都にて
『第31回 日本環境感染学会総会学術集会』が開催されました。
学術集会テーマは『世界に発信しよう、我が国の感染制御』です。
当院からは、武田看護部長を中心に、パネル発表者である介護士の木村ひろ子さん、高橋晶子さん、私の4名で参加させていただきました。
発表演題は「リネン交換の感染曝露低減に向けた取り組み~感染管理ベストプラクティスを活用して~」。
当院初の介護士による発表でしたが、伝えるべきことはしっかりと全国の医療関係の皆様に伝わったと思います。
堂々として大変立派な発表でした。
集会では、日本環境感染学会会長によるお話がありました。
「学会の設立当時は、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)などのデータやガイドラインを応用していたが、 この30年間の私達の歩みは着実に前進し、多職種、専門職認定制度が整備され、医療現場で役割を発揮している」
というお言葉がとても印象的でした。
正にその通りで、感染に対する正しい知識を持ち、感染防御をしていくことが私達の役割であると言えます。
今後もこのような学術集会での発表へ向けて、チャレンジ精神で臨む、病院全体の思いが必要であると感じました。
(看護部副主任 小山友子)
- 講習会に参加してきました!
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2015.12.24
- 症例発表会を開催しました
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2015.12.22
平成27年も残すところ半月となった、12月11日。
真壁病院看護部では症例発表会を開催し、各部署から1演題ずつ発表をしてもらいました。
《発表演題》
- 救急対応時のマニュアル作成〈外来〉
- 看護が繋ぐ“安心”~病院から在宅へ~〈一般病棟〉
- 絶食から経口摂取~多職種連携による退院支援~〈西病棟A〉
- スタッフのフットケアに対する意識調査〈西病棟B・透析センター〉
忙しいスケジュールの中、看護部の皆さんはさまざまな課題に取り組んできました。
そのがんばりがとても素晴らしいと思います。
発表会には副院長やリハビリスタッフなどの姿もあり、参加者は緊張していたようでした。
しかし緊張した表情の中にも、達成感が見られた1日でした。
皆さんお疲れさまでした。
(看護部長 武田)
- 消防避難訓練を実施しました!(平成27年度後期)
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2015.12.18
11月30日、真壁病院にて平成27年度後期の火災予防・避難訓練を実施しました。矢本消防署職員の皆様のご指導の下、約60名の病院職員が参加しました。今回は「夜間、西病棟A2階食堂から出火」という想定で訓練を行いました。以前に消防署から「次はぜひ夜間想定の訓練を」との講評をいただいておりましたので、それを活かしての訓練となります。真壁病院では、夜間の事務当直を他の企業様に委託しています。そのため、そちらのスタッフさんにも参加を依頼しました。スタッフさんには消防署への通報、患者さんの避難誘導を実際に経験していただきました。訓練では初期消火・通報・避難誘導を行いました。訓練に参加したのはモデル(スタッフ役、患者役)のみでしたが、その他にも多くの病院職員が、訓練の様子を静かに見守っていました。中には、担架搬送に思わず手を貸す職員も。皆、最後まで真剣な表情で訓練を行っていました。その後、水消火器を使用して消火器操作訓練を行います。終わりに、矢本消防署の職員様からの講評を頂きました。講評では以下のようなご指摘を受けました。- 夜間の避難誘導では懐中電灯等の照明を用意する
- 担架による避難誘導の際は、ベルト等で固定した方が安全
- 入院患者様の一覧を用意する
これら3点については、次回の避難訓練から実施したいと思います。今回の反省点も含めて、今後の避難訓練に活かし、有事の際に落ち着いて行動することができるようにしたいと思います。参加した職員の皆さん、お疲れさまでした。
- 「緊急時の搬送方法」について勉強会を行いました
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2015.12.09
真壁病院看護部では「患者様の安全」と「医療者の安全」のために
医療安全管理委員会を設置しています。
そして委員会では毎月、院内の車いす・ストレッチャーの点検ラウンドや、
医療安全に関する勉強会を実施しています。
11月26日には、「緊急時の搬送方法」について、実技を中心とした勉強会を実施しました。
看護部以外の職員も参加し、本物の担架による搬送方法はもちろん、
緊急事態で身近に担架がない場合の搬送方法を学んでもらいました。
物干し竿や毛布を用いて応急の担架を作る方法や
一人で患者さんを搬送する方法について、実践を通して学びます。
また、職員には患者役も担当してもらいました。
搬送される側の立場を経験することで、
実際に患者さんを搬送する際の注意点を改めて確認できた、などの感想が聞かれました。
今回学んだことを忘れずに、実際の現場でも活用していきたいと思います。
- バーベキュー大会を行いました!
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2015.09.01
8月21日(金)、真壁病院で恒例のバーベキュー大会が行われました。
今年はあいにくの雨もようとなり、急きょ、眞壁理事長宅の車庫をお借りしての開催となりました。
天気のせいか、参加人数は例年よりも少なめの110名程度。
しかしその人数でもかなりの盛り上がりを見せ、
たくさん準備したお肉や野菜はもちろん、おにぎりや飲み物まであっという間になくなりました。
牡蠣やサザエ、イカやはまぐりなどの海産物も好評でした。
今年も子供たちにお菓子やおもちゃのプレゼントがあり、みんなとても喜んでいました。
準備や後片付けをして下さった親睦会の皆さん、車庫を提供して下さった眞壁家の皆さん、
ありがとうございました。
- 消防避難訓練を実施しました!(平成27年度前期)
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2015.07.13
7月7日といえば七夕ですね。皆様何かお願いごとはしましたか?
当院ではこの日、平成27年度前期の避難訓練が行われました。
最高気温は27度。青空の下での訓練となりました。訓練の前に、会議室で事前の説明と訓示がありました。
今回も矢本消防署の皆様にご協力をいただきます。訓示では院長先生より、
「訓練ではありますが、本番を想定し真剣に取り組むように」
とのお言葉がありました。今回の避難訓練ではそれぞれが患者とスタッフの役に分かれ、ビブスを付けます。
それぞれの持ち場に立ち、準備OKです!
職員は少し緊張した面持ちですね。「火事です、火事です!」非常ベルが鳴りました!
いよいよ避難訓練開始です。今回の火元は、西病棟B2階の浴室という設定です。
西病棟Bは昨年新設されたばかり。この想定での避難訓練は、職員にとって初めてでした。
火元近くの職員は消火器を持って消火作業にあたります。自分で歩ける患者さんには、看護師が付き添って避難します。
寝たきりの患者さんは、担架に乗せて運びます。「えっ、応援の職員が来ない?」
「もう二人で運んじゃいましょう!」どうやら患者さんを搬送するために応援へ来るはずだった職員が遅れていた模様。
本番でもこのように、人手が足りないというハプニングがあるかもしれません。こちらはシーツで患者さんを搬送中。担架と違い、なかなかコツがいりそうです。
避難場所は病院正面ロータリー。
患者さんを避難させたところで、すぐさま別の患者さんを助けに行く職員も。
訓練に取り組む職員の表情は、緊張感に満ちています。全員の避難が完了し、消防署員の方に報告したところで避難の部は終了。
次は消火器訓練です。まずは消防士の方が消火器の使い方について説明し、お手本を見せてくださいました。
消火器を使用する際のポイントは以下の通りです。
・なるべく早く、火元に近づけて使用する
・逃げ遅れないよう、背後に逃げ道を確保して使用する
・屋外で使用するときは風上から使用する代表して10名の職員が消火器訓練に取り組みました。
消火器を扱う職員の表情は真剣そのもの。見事な消火に拍手喝采!?
終わりに矢本消防署の方から講評をいただきます。
避難に要した時間や職員の取り組む姿勢など、総合して良好という評価をいただきました。
今回は昼間の西病棟Bからの出火を想定した訓練でしたが、
これからは夜間を想定した訓練なども行えるといいですね、とのアドバイスです。
暑い中ご協力くださいました矢本消防署の皆様、ありがとうございました。
そして参加された職員の皆さん、お疲れ様でした。
万が一の事態に備えて、普段から避難経路を確認しておきたいですね。
- 新年度がスタートしました
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2015.04.16
- 平成26年度も秒読みになりました
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2015.03.30
- 認定看護管理者取得について
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2014.12.26
このたび、私こと真壁病院看護部長、武田幸子は、日本看護協会認定看護管理者として登録いたしました。
認定看護管理者とは、日本看護協会の認定審査に合格し、看護管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者を言います。
この制度は、多様なヘルスケアニーズを持つ個人、家族及び地域住民に対して質の高い組織的看護サービスを提供することを目指し、看護管理者の資質と看護の水準の維持及び向上に寄与することにより、保健医療福祉に貢献することを目的としています。認定看護管理者審査合格者は401人(合格率80%)で、現在までの全登録者数は2362人(全国)、その9割以上が300~500床以上の病院に勤務している状況です。宮城県での登録者数は33人となっています。
2014年の認定審査は5月に行われ、組織の皆様方のご理解とご協力により無事に合格することができました。当院では初の取得となります。今後は専門分野の認定看護師育成のために尽力したいと思います。認定看護管理者には病院での活躍はもちろん、地域においても社会の変化やニーズを敏感にとらえたチャレンジが期待されています。資格登録により全国の管理者の方々とのネットワークもできました。そのネットワークを活用させていただきながら、当院の地域における存在意義と役割を考え、職員と共により良い組織となるよう邁進していきたいと思います。
まだスタートラインに立っただけの状況ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。医療法人医徳会真壁病院
看護部長 武田幸子