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日本環境感染学会総会学術集会に参加して

2016.03.02

去る2月19日(金)~20日(土)に、国立京都国際会館・グランドプリンスホテル京都にて

『第31回 日本環境感染学会総会学術集会』が開催されました。

学術集会テーマは『世界に発信しよう、我が国の感染制御』です。

当院からは、武田看護部長を中心に、パネル発表者である介護士の木村ひろ子さん、高橋晶子さん、私の4名で参加させていただきました。

発表演題は「リネン交換の感染曝露低減に向けた取り組み~感染管理ベストプラクティスを活用して~」

当院初の介護士による発表でしたが、伝えるべきことはしっかりと全国の医療関係の皆様に伝わったと思います。

堂々として大変立派な発表でした。

 

集会では、日本環境感染学会会長によるお話がありました。

「学会の設立当時は、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)などのデータやガイドラインを応用していたが、 この30年間の私達の歩みは着実に前進し、多職種、専門職認定制度が整備され、医療現場で役割を発揮している」

というお言葉がとても印象的でした。

正にその通りで、感染に対する正しい知識を持ち、感染防御をしていくことが私達の役割であると言えます。

今後もこのような学術集会での発表へ向けて、チャレンジ精神で臨む、病院全体の思いが必要であると感じました。

 

(看護部副主任 小山友子)