
地域の皆様が遠方の大きな病院を頼らずとも済むように、当院で完結できる医療を提供したい。院長に就任する前から、こうした想いを持って真壁病院に勤務してきました。
当院では、一般医療から療養型医療、介護老人保健施設、在宅医療までの継続した医療体制づくりを推進しています。急性期から在宅までの広域をカバーする医療体制により、地域のさまざまな医療ニーズに応えて、患者様やご家族の負担を軽減したいというのが当院の志です。
現状ではとりわけ、近隣の病院に療養型病床が多くないため、療養型医療における当院の役割は大きいものになっています。急性期病院では支えきれない患者様を、ご自宅に戻れるまでしっかりと支えることが、地域における当院の重要な役割です。
また、退院後も継続して支えていけるように、訪問診療・訪問看護といった支援体制の拡充を進めています。地域のヘルパーステーションやケアハウスとも協力して、医療・介護連携体制で地域医療に貢献していきたいと思います。
真壁病院全職員で力を合わせ、地域の皆様により良い医療を提供できるよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
平成24年12月
医療法人医徳会 真壁病院
院長 庄司好己